Style is Still Living

広尾にある設計・施工会社、スタイル イズ スティルリビングのブログです。 デザインやインテリアに関わること、リフォームや施工、またその他日々にまつわることも混ぜながら書いています。

再び築42年のマンション

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築42年のマンション再生プロジェクト。現場は着々と進行しています。

今回は表層のデザインはもちろんの事。給排水管・ガス管の更新などインフラを最新のマンションと同等にするという事が一番の課題です。
前回お伝えしたとおり、給湯器は以前の室内からバルコニーに設置場所を変更します。そのため、下げた天井裏に設備配管を配管しています。また、バルコニーへの取り出し部分は、管理組合の許可を得てコア抜きをしています。

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躯体に孔を開けるわけですので、鉄筋を切らないよう注意しなければなりません。
非破壊検査(レントゲン)にて鉄筋位置を特定し、コア抜きをしました。
写真は移動式のレントゲンです。

レントゲン
写したレントゲン写真は、すぐ現像し確認出来ます。




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お風呂だった場所では、ユニットバスの組立が始まりました。天井にガス管、リモコン線、換気扇のダクトが見えていますね。
オレンジの2本が追い焚き配管、左の壁に立ち上がっているのが、給水管と給湯管です。

このように、古いマンションでは一番気になるインフラ部分を最新のものに更新することで、これからも安心してお使い頂けます。

 

サクラスタジオ前の桜2

サクラスタジオは南向きに窓があり、暖かな日差しが入ります。
事務所前の通りに植わっている桜にも、よく日が当たり、蕾が膨らんでいるのがわかります。 

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ふっくら薄緑色になってきた蕾が見えます。

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下の方に出てきていた蕾は、もうピンク色が見えてきてますね。

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小鳥もきていましたが、蜜を吸うには、あともう少しのようです。

築42年のマンションを再生

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こんにちは。デザイナーの齊藤です。本日は、3月2日から始まった狛江市のマンションリノベーションの工事について書きます。
1973年に竣工したマンションなので、築42年になります。
旧耐震基準のマンションですが、管理が行き届き140世帯に空き部屋もなく、優良なマンションかと思います。

とはいえ、このお部屋は竣工後ほとんど大きなリフォームを経験しておらず、かなり老朽化した感じです。また、目に見える設備はもちろんのこと、給排水管・ガス管などの老朽化は著しいものがあります。

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竣工当初はキッチンに瞬間湯沸かし機があったようです。
改装前は給湯器が室内に設置してあり、見苦しいばかりか、安全面でも問題があります。

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コンセントの増設なども露出配線になっていて、美観を損ねていました。Bom4

今回の計画では、ほぼスケルトン状態まで解体し、設備配管類はメーターボックス内から新規に敷設しなおします。また、給湯器はバルコニーにあらたに設置することに。
写真は、解体初日の写真。
手前がリビングダイニング、バルコニー側に2部屋という当時の一般的な間取りです。

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このマンションは、床スラブの上に10cmのモルタルを打設し、その上にカーペット直貼りというのが竣工当時のスペック。前入居者はリビングダイニングと廊下を直貼りフローリングにしていました。
今回、設備配管を最新のものに更新するわけですが、二重床になっていないため配管ルートを確保するのに苦慮しました。
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マンションの管理組合の許可を得て、洗濯機の排水ルートを写真のようにモルタルをはつって確保しました。

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写真は、以前の浴室位置。右上に見えている木軸裏の暗い部分が、メーターボックス部分です。
このボックス内にガスメーター、水道メーター、共用排水縦管、排気ダクトがあります。
腐食の可能性のある古い水道管(鋼管)、ガス管(鋼管)などを全て撤去し、最新の架橋ポリエチレン管の給水管、塩ビ排水管、追い焚き配管を敷設しています。

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キッチンの上にあった古い給水管の配管ルートを流用して、新しい給水管、給湯管、追い焚き配管、ガス管を敷設しています。
天井はスラブに直でシーリングライトを取りつけてあったのですが、ダウンライトを埋めこんだり、配管ルートを天井に確保するため、天井を10cm下げています。


このようにして、見えないインフラ部分をしっかり整備することで、築42年のマンションでも最新のマンションと同じように快適に暮らして頂けるようになります。
今後、このお部屋のレポートをしていきますね。







 
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