Y邸リノベーションでは、漆喰工事が始まりました。
玄関ホール・リビング・ダイニング・スタディスペースの壁面に漆喰を塗っていきます。
 

こちらは、工事前の画像。これから作業が始まるところです。


まずは、壁面の凸凹をなくすため、パテがけをしていきます。こちらは、巾木を取った後が凸凹しているため、パテを塗っているところです。熟練の職人さんが、手際よく作業してくださいます。



こちらは、下地を塗り始めているところです。元々の壁紙は剥がさず、その上に下地を塗り、さらにその上に漆喰を塗っていきます。



下地には、炭素繊維が入っていて、薄いグレーがかった色をしています。この繊維がはいることで、繊維同士が引っ張り合い、下地とその上に塗る漆喰にクラックが入るのを防いでくれるのです。



職人さんの道具。様々な形のコテがあり、塗る箇所によって使い分けています。



例えば先ほどの写真のように、広い面では大きなコテを使っていましたが、この写真のような狭い箇所には、小さなコテを使っていました。



下塗り後は、材料の中に入っている炭素繊維が見えているからか、壁面に薄いグレーの和紙が一面に貼られたような仕上がりです。この後、本塗りに入ります。



本塗りの初日には、まず塗り始めに、塗りのパターンを確認します。全体のイメージやお客様のご要望の沿って、こてムラをどの程度残すかを、実際に現場で塗ってもらい確認・指示します。今回は、「ほんのすこしだけのこてムラはよいが、できるだけフラットに」というご要望でしたので、現場にて職人さんに伝えました。


 
塗りの仕上げ方が決まりましたら、本塗りをしていきます。

 

職人さんが４名入り、いっきに仕上げていきます。


 
壁面にきれいに漆喰が塗られました。塗った後の漆喰が固まるまで、数日は養生期間です。この後、いよいよ正面の壁にレンガが貼り付けされます。



Y邸の完成までの様子はこちらよりご覧下さい
Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに①
Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに②
Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに③
Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに④

Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに⑥
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Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに⑧
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Y邸　ビンテージマンションリフォーム　お子様の成長とともに⑩
Y邸　竣工写真撮影