Style is Still Living

広尾にあるリノベーション会社、スタイル イズ スティルリビングのブログです。 デザインやインテリアに関わること、施工事例、またその他日々にまつわることもおり混ぜながら書いています。

渋谷区広尾にあるリノベーション会社  スタイル イズ スティル リビング
美しく心地よく暮らすために、デザインや素材にこだわりお客様の想いを形にしてゆきます
高級マンションリフォーム・リノベーションを得意とし、ヒアリングからアフターフォローまで一貫して同一デザイナーが担当します

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現場日誌

南青山プロジェクト ③ 浴室工事

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ずいぶんブログをサボっていましたが、再開したいと思います。
昨年手がけた南青山プロジェクト。築30年のヴィンテージマンションです。

昨年共用部の大改修も行われ、歴史と重厚さを残しながら、最新のセキュリティとデザインを加味した素敵な物件となっています。

今回は、浴室の工事とデザインについて書いていきたいと思います。
このお部屋は元々、在来工法の浴室となっていました。
在来工法の浴室工事はコストが掛かるという点と、防水に細心の注意を払う必要がある点から、ユニットバスが採用されました。

ただし、ユニットバスですと壁の素材や、ドアなどのデザインに制限がありますので、TOTOのハーフユニットバスHalf Bath 08を使っています。
この製品ですと、浴室の壁や天井、ドア、使用するシャワー水栓などを自由に選択出来ます。



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このように、洗面室壁に使用したタイルと同じ大判のタイルを貼ることで、洗面室と一体のデザインとすることが出来ます。
タイルはADVAN のミネラルDリビングです。大理石調のタイルで、とてもシックな空間を作ることが出来ます。



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写真が、以前の浴室です。充分綺麗でしたので、壊すのがもったいなかったのですが、洗面室と段差もあり、壊すことにしました。



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洗面室と浴室の段差を無くす上で必要だったのが、浴室内部の増打コンクリートの撤去です。
在来工法の浴室では、配管後、洗い場部分をモルタルやコンクリートで嵩上げします。
このマンションではコンクリートで嵩上げされていましたので、削り工事が必要になりました。
マンションで削り工事を行うと、激しい騒音と振動で、クレームになります。
そのような場合「静音工法」という特殊な機械を使って床を解体します。今回は、静音工法の中で「パッカー工法」を選択しています。
コアドリルでいくつも土間に孔を開けていき、パッカー機で崩していきます。



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この写真が工事後の写真です。洗面部分と浴室部分が元々のスラブまで解体され、フラットになった様子が分かります。
浴室中央に床から出ているのが、埋設されている排水管です。



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ハーフユニットバスを設置している写真です。



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ユニットの上は、LGSで壁を建て、耐水合板を貼った上でタイル貼りとしています。


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このように、洗面室とトイレが一体のデザインで仕上げられ、広々とした空間になりましたね。






 

I邸 中古マンションリフォーム 木の優しい色合いを楽しむ⑤

クロス工事が開始しました。

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まずは、それぞれの部屋の部屋で必要なクロスのメーター数をだしていきます。


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その後、既存の古い壁紙を剥がしていきます。


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次に、ボードの継ぎ目やビスをうって凹んでいる部分にパテを塗り、ヤスリをかけて整えます。こうして壁の不陸をなくし平らにすることで、壁紙を貼った際に下地の凸凹を拾うことがなく、きれいに仕上がります。

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クロスを貼る直前の様子。この後、クロスを貼り付けしていきます。


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【貼付け前のリビング】

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【貼り付け後のリビング】
薄いグレーと、同じトーンでやや濃いめのブルーグレーの組み合わせです。一部濃くなっているのは、この後入る壁面収納でテレビ設置をするための開口の背面部分をアクセントとするためです。






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【貼り付け前のリビングダイニング】

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【貼り付け後のリビングダイニング】





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【貼り付け前のダイング】

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【貼り付け後のダイング】
シナの天井にアクセントのやや明るめのブルーが映えます。






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【貼り付け前のトイレ】

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【貼り付け後のトイレ】
トイレは、薄いグレーにややピンクが入った淡いパープルを正面のアクセントにしています。






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【貼り付け前の寝室】

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【貼り付け後の寝室】
寝室は、深い色味のパープルに、濃いめのベージュを合わせ、落ち着いた雰囲気の色味となっています。




各お部屋を全体的にみると、薄いブルーグレーをベースに、ブルー、薄めのパープル、濃いめのパープルをアクセントとし、明るいリビングダイニングから、落ち着いた寝室へのグラデーションとなっています。



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次回はいよいよキッチンが搬入されます。












 

I邸 中古マンションリフォーム 木の優しい色合いを楽しむ④

I邸の塗装とタイルの施工がはじまりました。

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シナ合板のダイニングの天井に塗装をしていきます。シナにそのままクリアの塗装をすると黄色ぽくなってしまうため、ほんの少しだけ白の入った塗料で塗ってもらい、黄色味をおさえました。



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塗料は環境配慮型水性塗料で、F☆☆☆☆、非トルエン・キシレン、無鉛、低臭です。
塗装作業の際には、時に塗料の臭いが強くでることがあり、ご近所への臭い漏れにとても気を使うのですが、今回はそのような心配もありませんでした。


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半ツヤ消しで塗装し、きれいに仕上がりました。


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クロスの施工が今から楽しみです。


別の日には、タイル職人さんが入り、キッチン横とリビングの壁面にアクセントのタイルを貼ってくれました
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キッチンが設置される前に、タイルを貼っていきます。レンジフードの横、壁紙を剥がしてある部分です。


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墨出しをし、手早くタイルを貼り付けしています。タイルは24枚のタイルが1シートになっており、茶色い紙はそれぞれのタイルがばらけないようにしているものです。壁面にタイルを貼り、不要になった茶色い紙は濡らしながらはがしていきます。写真はちょうど、茶色い紙をはがしているところです。


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施工完了。目地入れは翌日の作業となります。


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次に、リビングの壁面にエコカラットを施工してもらいます。


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右端からスタートし、半枚ずつずらしながら交互に馬貼りしていきます。
右端の角部分には、見切り材を入れ、タイルが収まるようにしています。


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施工が終わりました。シナの優しい木目の梁に、白いエコカラットの壁。クロスは淡いブルーグレーをとなる予定です。
 

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最後に玄関床のタイルを施工してもらいます。


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こちらも、きれいにタイルを貼ってくれました。


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目地入れは、タイルが固定された後にしますので、翌日にキッチン部分の目地入れと合わせて行います。


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タイル工事が終わった時点で、いままでの工事で溜まっていたゴミを搬出します。


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ゴミが撤去され、すっきりとしました。


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この後、クロスの工事がはじまりますが、壁の各面を張り替えていくため、作業がしやすいように事前にゴミを搬出しました。


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次回は、クロスの貼り付けの様子をお伝えいたします。

 

I邸 中古マンションリフォーム 木の優しい色合いを楽しむ③

大工工事が始まりました。何日か分を各所にまとめましたのでご覧いただければと思います。

【リビング&キッチン】
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リビングからキッチン設置予定の箇所をを見てみます。
床は幅が約300mmの幅広フローリングでしたので、あっという間に敷設が完了し、すでに床養生されています。写真奥、玄関とキッチンの間の壁をたてるため、間柱をたてています。
 

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キッチン天井部分の野縁もできました。 


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ボードが貼られると、だいぶ部屋らしくなってきます。

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向かって左、レンジフードがつきました。

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下がり天井の手前部分には、照明を仕込み、柔らかく天井を照らす予定です。



【ダイニング】
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次にダイニングを見てみます。
ちょうど、こちらの写真の左奥の部分です。

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ダイニングの天井部分は、既存の梁に高さを合わせ、天井の凸凹をなくしました。天井左横のボックスには、間接照明を仕込み、アクセントクロスを照らす予定です。



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天井にシナ合板が貼られました。少し低めの天井となり、ダイニングテーブルに座った際にちょうど、包まれるように心地よく感じる高さです。合板と合板の間には5ミリの目地を入れてアクセントにしています。

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シナでの仕上げはリビングの梁から、ダイニングの天井まで続けて貼ることにより、お部屋のつながりをもたせています。


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照明で照らされる予定の壁面にも

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ボードが貼られました。


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この掘り込みされたボックスに間接照明を設置する予定です。


【寝室】
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次に寝室を見てみます。この写真の左手前部分が寝室になる予定です。


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ウォークインクロゼットと寝室の間の壁用の間柱がたちました。向かって右はウォークインクロゼットの入り口です。

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窓側を見るとこのようになっています。


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この壁面を頭にして、ベッドが設置される予定です。ベッド上部に照明を設けるため、ボード貼る前に壁の中に電線を通します。

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ボード貼りました。壁面に空いている穴は、ベッドで寝ながら電気を消すことができるよう、スイッチを設ける予定です。そのやや左上に見えるコードが、照明用の配線です。



【洗面周り】
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お風呂や、洗面が撤去されたばかりの頃


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まず、ユニットバスを設置します。

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設置が完了しました。

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ユニットバス右横には洗面に出入りするための引き戸を設け、この写真中央の扉には洗濯機を設置します。


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それぞれの扉に建具もつき、大工工事はこれで完了です。 

次回は塗装とタイル工事を見ていきます。 

I邸 中古マンションリフォーム 木の優しい色合いを楽しむ②

I邸の解体工事が始まりました。
まずはキッチン部分からご覧いただきたいと思います。

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【キッチン解体前の様子】


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【キッチン解体後】
既存のシステムキッチンを撤去し、壁と天井を解体しました。
玄関を広くするために、キッチン奥の壁も壊したので、壁向こうにあった玄関が見えています。 

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5人体制でどんどん作業が進みます。


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【トイレ解体前の様子】
 
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【トイレ解体中】

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【トイレ解体後】
奥の洗面やユニットバスも解体・撤去しました。
解体後のトイレ部分には、洗濯機収納をつくり、トイレはその右横に作る予定です。


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【リビング解体前の様子】

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【リビング解体後】

向かって右にリビング、左にダイニングをつくる予定です。
壁は2箇所開いていますが、手前は既存の開口のため塞ぎます。
壁に大きな開口が出来たことで、とても明るいリビングダイニングになりそうです。



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壁や天井など大きな部分の解体の後、細かな部分を解体します。
あと少しで解体終了です。


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解体終了しました。
掃除前に写真を撮ったため床が汚れています。。
既存の壁や天井を一部だけ残しているとはいえ、ほぼスケルトンに近い状態です。


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玄関周りもすっきりときれいに解体されました。中央に見える管はPSに隠れていた共用排水管です。


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【リビングダイニング】
明るい光が入ります。


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次回から大工工事に入ります。






 
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