PEF補正-13

ずいぶんブログをサボっていましたが、再開したいと思います。
昨年手がけた南青山プロジェクト。築30年のヴィンテージマンションです。

昨年共用部の大改修も行われ、歴史と重厚さを残しながら、最新のセキュリティとデザインを加味した素敵な物件となっています。

今回は、浴室の工事とデザインについて書いていきたいと思います。
このお部屋は元々、在来工法の浴室となっていました。
在来工法の浴室工事はコストが掛かるという点と、防水に細心の注意を払う必要がある点から、ユニットバスが採用されました。

ただし、ユニットバスですと壁の素材や、ドアなどのデザインに制限がありますので、TOTOのハーフユニットバスHalf Bath 08を使っています。
この製品ですと、浴室の壁や天井、ドア、使用するシャワー水栓などを自由に選択出来ます。



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このように、洗面室壁に使用したタイルと同じ大判のタイルを貼ることで、洗面室と一体のデザインとすることが出来ます。
タイルはADVAN のミネラルDリビングです。大理石調のタイルで、とてもシックな空間を作ることが出来ます。



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写真が、以前の浴室です。充分綺麗でしたので、壊すのがもったいなかったのですが、洗面室と段差もあり、壊すことにしました。



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洗面室と浴室の段差を無くす上で必要だったのが、浴室内部の増打コンクリートの撤去です。
在来工法の浴室では、配管後、洗い場部分をモルタルやコンクリートで嵩上げします。
このマンションではコンクリートで嵩上げされていましたので、削り工事が必要になりました。
マンションで削り工事を行うと、激しい騒音と振動で、クレームになります。
そのような場合「静音工法」という特殊な機械を使って床を解体します。今回は、静音工法の中で「パッカー工法」を選択しています。
コアドリルでいくつも土間に孔を開けていき、パッカー機で崩していきます。



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この写真が工事後の写真です。洗面部分と浴室部分が元々のスラブまで解体され、フラットになった様子が分かります。
浴室中央に床から出ているのが、埋設されている排水管です。



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ハーフユニットバスを設置している写真です。



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ユニットの上は、LGSで壁を建て、耐水合板を貼った上でタイル貼りとしています。


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このように、洗面室とトイレが一体のデザインで仕上げられ、広々とした空間になりましたね。